2011年12月アーカイブ

「躁うつ病」は、一般の人より極端に感情の振幅が大きいのです。

うつ病の人との接し方によって、早めに「躁うつ病」に対処する事により、振幅を小さくできます。

振幅が小さければ、うつ病に効く薬も少なくて済みます。

「躁うつ病」の人は、すでにこれを何回か体験する人が少なくないのです。この解説は、「躁うつ病」がひどくないときなら十分分かってくれます。

その為には、周りに信用できる「監視の目」を育てておくと有効なのです。

くれぐれも、「躁うつ病」になる前の「日常の当事者」のときに解説しておいてください。

まだ「躁うつ病」がひどくないときなら、その早期警告で、自ら病院にいけるかもしれないです。

振幅を大きくしてしまうと、それを抑えるのに強い薬を使用する為、逆の方向へ行き過ぎてしまう恐れがあります。

「躁うつ病」は、蛇行運転です。できるのみ振幅を小さくしていく事が安定した生活を届ける為のコツです。

うつ病での思考中身の障害

子供ではまれですが、「自分は取り返しのつかない過ちをした」という「罪業妄想」に発展したり、些細な身体の不調を「自分はガンになってしまった」「もう手遅れだ」と思い込んでしまう「心気妄想」に発展したり、事実には金銭的にまったく問題なのはないのに、「入院費用が払えないから入院できない」等と主張している「貧困妄想」に発展している事もあります。

もっと、「物事がうまくいかないのは自分のせいだ」「みんなに悪い」と自分を責めるようになります。

うつ病での思考中身の障害としては、何事に比べても自信がなくなり、悲観的で、自己を過小評価します。

「あんな事をしなければよかった」と後悔ばかりしているようになります。

うつ病の予防法とは